ロータリーの基礎知識
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!指!し」と、ロータリアンの意思を伴った表現に訳されていますが、原文は下に見るように、“weseeaworld”と現在形の“see”なのです。単純に「世界を見る」あるいは「世界を見ている」では能動的には聞こえません。!す!す!ま!し!指−13−2018年6月、ロータリーの「新しいビジョン声明」が発表されました。「私たちロータリアンは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています」というものです。RIのウェブサイトによると、「この新しいビジョン声明は、ロータリーがこれからも長期的に繁栄していくために、未来の方向を定めるものであり、ロータリーが世界と会員にもたらしたいと願うインパクトを表しています。」と説明しています。また、「ロータリーは現在、次の戦略計画の土台となる優先事項を練るための作業を行っており、優先事項と戦略計画に関する詳細は、今後数カ月以内に伝える予定」としています。「ロータリーの目的」、二つの「モットー」、「国際ロータリーの使命」等に比べると抽象的な表現のような気がします。財団のモットーである「世界で良いことをしよう」に近いのでしょうか。!「私たちロータリアンは、……する世界を目!ま“see”に「未来」と「意思」を込めて「…する!世界を目」と訳しています。ロータリーの標語となる英語は日本語訳が難しいと感じるのは私だけでしょうか。原文:anewvisionstatement“Together,weseeaworldwherepeopleuniteandtakeactiontocreatelastingchange̶acrosstheglobe,inourcommunities,andinourselves.”(章典26.010.5)新しいビジョン声明(NewVisionStatement)

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