ロータリーの基礎知識
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−43−欠席による会員身分の終結に関しては以下の規クラブ協議会は、クラブのプログラムと活動もしくは会員教育について協議するために開かれるクラブ役員、理事、委員会委員長を含むクラブ会員の会合です。クラブの全会員の出席が要請されます。クラブ協議会は、ガバナーまたはガバナー補佐の訪問時及び他の適切な時に数回開かれます。クラブは、地区全域のプログラムと活動に関する報告が受けられるように地区協議会と地区大会の直後にクラブ協議会を開催するよう奨励されています(旧章典7.050)。各会員は原則として自分のクラブの例会に出席します。例会に出席したものとみなされるには、その例会時間の少なくとも60パーセントに出席しなければなりません。自分のクラブを欠席した場合には、例会の前14日または後14日以内に、次のいずれかの方法などでメークアップしなければなりません(クラブ定款第12条第1節)。(1)他のロータリー・クラブの例会に少なくとも60パーセント(36分)に出席すること。(2)ローターアクト・クラブ、インターアクト・クラブの例会に出席すること。(3)RI国際大会、地区大会、地区協議会、地区委員会、IMに出席すること。(4)理事会承認のクラブの奉仕プロジェクトまたはクラブがスポンサーした地域社会の行事や会合に出席すること。(5)理事会の会合、または理事会が承認した場合、選任された奉仕委員会の会合に出席すること。定があります(クラブ定款第15条第4節)。(a)次の場合には、理事会が正当かつ十分な理由があると認めない限り、会員身分が終結することがあります。(1)年度の各半期間において、メークアップを含む例会出席率が50パーセントに達していない場合。(2)年度の各半期間に開かれた自クラブの例会出席率が30パーセントに達していない場合。(b)連続4回例会に出席せず、またメークアクラブは、5名またはそれ以上の正会員がいる職業分類からは、正会員を選出してはなりません。ただし、会員数が51名以上のクラブの場合は、同一職業分類に属する正会員がクラブ正会員の10パーセントを超えない限り、その職業分類の下に正会員を選出することができます。ロータリー・クラブの各正会員は、会員の事業、専門職務、または社会奉仕活動の種類に従って分類されます。職業分類はロータリアンの所属する会社や団体の主要かつ一般世間がそのように認めている事業活動を示すものか、本人の主たるかつ一般世間がそのように認めている事業または専門職務を示すものか、本人の社会奉仕活動の種類を示すものです(クラブ定款第11条)。例えば、鉄道会社、鉱業会社、製造会社における常勤の電気技師、保険清算人、支配人などはその役職に基づいて、会社や団体の代表として、その会員身分を検討することができます。職業分類の原則により、クラブは、所在する地域社会の職業をより一層多様に代表することができます。各クラブは、ロータリーの職業分類及び会員身分の原則に従うべきであり、機会があれば、クラブ内に存在する不規則な職業分類あるいは会員身分を修正すべきです。クラブは、職業分類を慎重に検討し、現代の事業や専門職務、及び社会ップもしていない場合、クラブ理事会は、その欠席が会員身分の終結を要請していると考えられる旨通知します。その後、理事会は過半数の同意でその会員の会員身分を終結することができます。クラブ協議会(ClubAssemblies)出席(ATTENDANCE)職業分類(CLASSIFICATIONS)

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