ロータリーの基礎知識
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−53−次年度のクラブ運営に資するため、次年度会長及び次年度幹事の参加を奨励します。意欲のある方ならどなたも参加は可能ですが、ディスカッションのレベルを一定にするため入会3年程度を経ている会員が望ましい。会員は「コ」の字型の机配置に従って座ります。ファシリテーターは「コ」の字の入り口に立って皆さんが発言をするように促します。全員が発言し、互いに意見を交換して、他の会員の発言良い部分を持ち帰り、自分の生活やクラブの運営に活かすことを狙いとしています。例えば、パートⅠの「2.私のロータリー世界」ではこのような話題について話し合います。話題1.あなたは何故ロータリーに入会したのですか?回答はそれぞれになると思います。例えば、「先輩に誘われたから」、「取引先から勧められたから」、「仕事に繋がると考えたから」、「親が入っていたから」、「他の経営者の考えを聞きたかったから」等々。話題2.ロータリークラブに入って何か良かったことはありますか?回答例:「いろいろな事業家と話をして視野が広がった」、「奉仕活動の喜びを知った」、「取引に繋がった」、「子供が青少年交換学生として留学させてもらった」、「財団奨学生が非常に優秀で頼もしく思った」、「海外のロータリアンと知り合いになった」等々。講義形式と異なり、全員発言、全員参加、全員主役の研修形式です。次年度幹事或いは次年度会長になる方には絶対役立つ研修だと思います。基本コース(パートⅠ、パートⅡ、パートⅢ、各々1日)と卒後コースがあります。1.ロータリーにおけるリーダーシップ2.私のロータリー世界3.倫理と職業奉仕4.財団Ⅰ私たちの財団5.会員の参加を促す6.奉仕プロジェクトを創造する1.ロータリーの機会2.効果的なリーダーシップ戦略3.会員を勧誘する4.チーム作りとクラブコミュニケーション5.ロータリー財団Ⅱ目標とする奉仕6.米山記念奨学事業1.戦略計画とクラブの分析2.ロータリー財団Ⅲ国際奉仕3.公共イメージと広報4.強いクラブを創る5.規定審議会と決議審議会6.変化をもたらすボランティアを動機づけるロータリーのルーツロータリーと倫理参加者:研修の進め方:コース:パートⅠパートⅡパートⅢ卒後コース

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