ロータリーの基礎知識
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−57−地区認定プログラム資格条件ロータリー青少年指導者養成プログラム(RYLA)は、年齢14歳以上の子供および成人のためのRI常設プログラムです。年齢により二つのグループとした目的は、異なるニーズと成熟度のレベルに合うようにするためです。RI理事会は、社会的、経済的に恵まれないが、指導者としての資質のある青少年をRYLAプログラムに参加させるようクラブに奨励しています(旧章典41.060.4)。RYLAは、若い人々の指導力及び善良な市民としての資質を伸ばすことを目的としています。RYLAは、セミナー形式かあるいは指導者キャンプ形式をとられることが多い(章典41.080.1)。目標:1)ロータリーが青少年を尊重し、かつ、青少年に関心を抱いていることを一層明らかにすること。2)選ばれた青少年指導者及びその素質のある人に実地訓練を体験させ、責任ある有能なボランティア青少年指導者となる方法を身に付けるよう激励、援助すること。3)青少年による青少年への絶えざる、力強い指導を奨励すること。4)青少年のリーダーとして地域社会に尽くしている多数の青少年の優れた資質を公に表彰すること(旧章典旧41.060.2)。1)リーダーシップの基本2)良きリーダーシップの倫理3)効果的なリーダーシップにおけるコミュニケーション・スキルの重要性4)問題解決と対立管理5)ロータリーとは何か、ロータリーは地域社会のために何を行っているか6)自信と自尊心の育成7)地域社会と国際社会の一員としての要素。青少年交換は、15歳から19歳までの青少年に母国以外の国を訪問したり、そこに留学したりする機会を提供するRI常設プログラムです。青少年交換プログラムは、海外の人々と交流し、外国での生活を通じて異文化を体験する機会を青少年に提供します。このプログラムは、青少年の国際理解と親善の精神を育むものです。受入クラブ、ホストファミリー、そして地域社会も、異文化の学生との幅広く親密な交流を通じて、豊かなものになります(章典41.070)。事務総長は地区認定プログラムを管理します。認定を受けるためには、クラブと地区の全青少年交換プログラムは、RIの青少年保護方針、および事務総長によって定められたその他の要件を順守しなければなりません。青少年交換プログラムに参加するには、地区は、事務総長から認定を受ける必要があります(章典41.070.2)。青少年交換プログラムの参加者は、交換の開始時に年齢15〜19歳の学生を対象とします。ただし、特定の国における法律および規制がこれを認めない場合は、この限りではありません。18歳以上の学生は、参加クラブと地区が相互に合意した場合は参加することができます。青少年交換は、プログラムの資格要件を満たし、ロータリアン、クラブ、地区のいずれかにより推薦された青少年であれば、誰でも参加することができます。参加者は、学業成績が平均以上である併せて地元に関連があり、地元の慣習にふさわしい方法で取り組まれている問題を考察すること(旧章典41.060.3)ロータリー青少年指導者養成プログラム(RotaryYouthLeadershipAwards­RYLA)青少年交換(YouthExchange)RYLAのカリキュラム例:

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