ロータリーの基礎知識 第3版
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−7−品を提供すること」と訳すべきではないかと思います。以上の議論から導き出される結論は、TheObjectofRotaryistoencourageandfostertheidealofserviceasabasisofworthyenterpriseand,toencourageandfoster:を「ロータリーの目的は、価値ある企業経営の根底として、最高のサービスあるいは製品を提供することを奨励し、育成することである。個々に述べれば、…」inparticular,(2008〜09ガバナー月信Vol.11P3−4、一部加筆)と訳すことになります。これは私達事業家が常に心がけるべきことであり、また、実行していることでもありますので、合格点の与えられる訳ではないかと、考えております。これまでロータリーで行われてきた解釈やこれまで使われてきた訳と大分異なりますが、私なりの結論として皆様に披露致しました。この原稿を機会に皆様がそれぞれの考えを発表し合い、「格調の高い日本語の文章」になれば幸いと存じます。ては、法律、医学及び神学の学生は、その従事する職業には必ず遵守すべき義務の付随するものであることを教えられているのである。(略)実業の性質には奉仕の理想に無感応ならしめる何者かが内在するであろうか。(中略)著者は信ずる、将来の実業は非常な熱意をもってその面目を保つことに努め、そして不正な実業家を、法律職業における悪徳弁護士及び医界における不良医師と一緒に高い木の上に追い上げずに止まないであろう。Whiletherearealltoomanyprofessionalmenwhoseservicefailstomeasureuptospecifications,itisneverthelessthecasethatstudentsoflaw,medicine,andtheologyaretaughtthattheprivilegeofpracticingtheirprofessionsentailscertainobligations,whichmustbeborne.(略)Whatisthereaboutbusinesstorenderitimmunetotheserviceideal?(中略)Thewriterisconvincedthatbusinessofthefuturewilljealouslyguarditsgoodname,eventothepointofdrivingitscrooksintotalltimbertokeepcompanywiththeshystersofthelegalprofessionandthequacksofmedicine.ポール.P.ハリスの考える「奉仕の理想」についてポール.P.ハリス著「ThisRotarianAgeロータリーの理想と友愛(米山梅吉訳)」の中に、「奉仕の理想とは何を意味するか」としてポール自身が考えを書いた部分があるので、これを以下に示します。参考にしてください。ロータリーの概念する奉仕の理想とは、著者(ポール)の理解するところでは、物の過程の最初に奉仕を置くものである。換言すれば、奉仕の理想を標榜する者は、受けるべき物質においてでなく、まず与えるべき奉仕に着眼すべきである。物質を眼前に近く置けば見透しは困難となる。そしてそのもっとも愚かな方法は金銭に集中することである。TheRotaryconceptionoftheserviceideal,asthewriterunderstandsit,isplacingservicefirstinthesequenceofevents;inotherwords,hewhoprofessestobeadevoteetotheserviceidealmustfixhiseyeontheserviceheistorenderandnotonthedollarheistoreceive.Whenthedollarisplaceinproximitytotheeye,itisdifficulttoseebeyond.Dollarcorneringperseisstupidprocedure.多くの専門職業に従う者の奉仕がその注文に対して引き合わないことがある時、他方におい

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