ロータリーの基礎知識 第3版
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−98−1905ポール・ハリス他3名により、シカゴRC創立(1業種1人の原則)(1905.2.23)。1906シカゴRC定款制定。2ヶ条(「会員の事業上の利益の増大」と「社交クラブとしての親睦」)。その後1条を追加して3ヶ条(社会奉仕概念の導入。「シカゴ市の最大の利益を推進し、シカゴ市民としての誇りと忠誠心を市民の間に広める」)。1907ポール・ハリスがシカゴRC会長就任。公衆トイレ設置運動(社会奉仕の実践)。1908サンフランシスコRC誕生(2番目のクラブ)。1910全米RC連合会(国際ロータリーの前身)誕生(16クラブ)、ポール・ハリス初代会長就任(2ヶ年度)。ロータリー年度を7月〜6月と定める。シカゴで第1回ロータリー大会開催。連合会の綱領制定(度々改正)大会演説でシェルドン(シカゴRC)がHeprofitsmostwhoserveshisfellowsbestを発表。カナダでウィニペグRC誕生(米国以外で初、翌年度加盟)1911TheNationalRotarian発行(翌年TheRotarianと改称)ポートランドで第2回大会開催。シェルドンの標語はHeprofitsmostwhoservesbestとなってロータリー宣言の結語として採択、また、コリンズ(ミネアポリスRC)がエキスカーションの船上でService,notSelfを発表したと伝えられ、その後ServiceaboveSelfに変更されてシェルドンの標語と共に広く使用されるようになる。RC国際連合会に改称(ドゥルース大会)。クラブ綱領5ヶ条を含む模範的定款・細則を発表。歯車のロータリーマーク制定。シラキューズRCの身障児対策がトレードRCやエリリアRCのエドガー・アレン等によって国際身体障害児協会の設立となる(社会奉仕活動の顕在化)。19121914第1次世界大戦(1914〜1918)。戦争難民救済(国際奉仕の萌芽)。ロータリー旗採用。1915ロータリー倫理訓(道徳律)の採択(職業奉仕1916ガイ・ガンディガー(フィラデルフィアRC)が「ロータリー通解」発刊(ロータリー運動の標準化)。1917アーチ・クランフRI会長がR財団の前身とな1920日本最初の東京RC誕生(登録番号855、米山1921世界のRC1,000クラブ突破。1922国際ロータリー(RI)に改称。1923セントルイス大会で決議23−34採択(ロータリ1927ベルギーのオステンド大会で四大奉仕部門を承1928ロータリー財団設立。1931年信託組織。1983年イリノイ州の法令の下、非営利財団法人化(財団活動の確立)。日本が満州国を含む第70区に制定される。大連RC設立、大連宣言発表。1930パスト・サービス会員制度。1931ロータリー倫理訓の配布中止。1934規定審議会(CouncilonLegislation)発足。1935ポール・ハリス夫妻来日。1936ポール・ハリス著、米山梅吉訳「ロータリーの基準の確立)。地区制度・ガバナー制度制定。アディショナル正会員制度。標準クラブ定款・細則制定(クラブ管理の標準化)。る基金を提唱。梅吉・福島喜三次両氏の尽力による)。米国外で初めて国際大会を開催(エジンバラ)。これを記念して、綱領の中に国際親善と平和の項目を加えることを決定(国際奉仕の綱領化)。綱領から「事業上の利益の増大」の表現なくなり、代わりに「事業及び専門職務の道徳的水準を高めること」、「あらゆる合法的業務は尊重されるべき」、「業務を通じて社会に奉仕するために、その業務を品位あらしめること」と現在の綱領の表現と殆ど同じ表現になった。ロータリーの綱領改正(6ヶ条であるが現在の綱領の原型)。新しいクラブ定款・細則採択。メークアップ制度制定。出席規定制定。大阪RCが誕生(登録番号1349)。ー理念の確立)。関東大震災に際しRIと各国RCから多額の見舞金が贈られる。認(四大奉仕への転換)。メキシコシティ大会にて、現在の「ロータリーの綱領」完成(目的の明確化)。「奉仕の理想」・「我等の生業」京都地区大会で発表。理想と友愛」出版。ロータリーの歴史

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