ロータリーの基礎知識 第3版
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−10−決議審議会(CouncilonResolutions)決議案の提出締切日決議案の提出規定審議会(CouncilonLegislation)制定案の提出締切日立法案の種類制定案の提出ロータリーの立法機関は審議会と呼ばれます。従って審議会は、ロータリーの組織運営に、クラブの声を反映させる機会になります。審議会にはロータリーの組織規定を取り扱う規定審議会とそれ以外の議題を取り扱う決議審議会とがあります。それぞれに審議会の内容は下記の通りです。決議審議会はオンラインで毎年開催され、決議を採択する権限を有します。決議審議会では、世界の全地区から1名ずつ指定された代表議員が、クラブ、地区、RI理事会等が提出した決議案に対する投票を行います。採択された決議はRI理事会またはロータリー財団管理委員会によって検討されます。決議案とは、組織規定文書に記載されている事柄の範囲外で、RI理事会またはロータリー財団管理委員会による決定を求めるものです。また、決議案は、地域的または運営的な事柄に関するものより、ロータリー世界に影響を与えるものが理想とされます。全てのクラブと地区は決議案を提出できます。決議審議会は毎年下旬(10月〜12月頃)に行われます。クラブと地区からの決議案はその年の6月30日(前年度末)までに国際ロータリーに受理される必要があります。クラブ、地区、RI理事会等が決議審議会に決議案を提出できます。但し、クラブによる決議案は、決議審議会に提出する前に地区大会、地区立法案検討会等を通じて、地区で承認される必要があります。決議案は審議会の前年度の6月30日までにオンラインフォームを使用して提出されなければなりません。規定審議会は3年に1度開催され、ロータリーの組織規定を改正する権限を有します。審議会では、全地区から1名ずつ派遣される代表議員が一堂に会して、制定案に関する審議と投票を行います。全てのクラブと地区は制定案を提出できます。2025年(2022年)4月の規定審議会で審議するためのクラブと地区の制定案は、2023年(2020年)12月31日までに国際ロータリーに受理される必要があります。立法案には、次の2つの種類があります。■制定案は、RIの組織規定(RI定款、RI細則、標準ロータリークラブ定款)の改正を求める立法案です。■見解表明案は、RIの見解を表明しようとするものであり、RI理事会のみが提出できます。クラブ、地区、RI理事会、RIBI審議会(もしくは大会)、または規定審議会が、制定案を規定審議会に提出できます。ただし、クラブからの制定案は、ロータリーに提出する前に、地区大会、地区立法案検討会、郵便投票のいずれかにおいて、地区内クラブ(及び地区)の承認を得なければなりません。審議会について(Council)

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