!指!し」と、ロータリアンの意思を伴った表現に訳されていますが、原文は下に見るように、“weseeaworld”と現在形の“see”なのです。単純に「世界を見る」あるいは「世界を見ている」では能動的には聞こえません。!す!す!ま!し!指−13−「私たちロータリアンは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています」2018年6月、ロータリーの「新しいビジョン声明」が発表されました。というものです。RIのウェブサイトによると、「この新しいビジョン声明は、ロータリーがこれからも長期的に繁栄していくために、未来の方向を定めるものであり、ロータリーが世界と会員にもたらしたいと願うインパクトを表しています。」と説明しています。また、「ロータリーは現在、次の戦略計画の土台となる優先事項を練るための作業を行っており、優先事項と戦略計画に関する詳細は、今後数カ月以内に伝える予定」としています。「ロータリーの目的」、二つの「モットー」、「国際ロータリーの使命」等に比べると抽象的な表現のような気がします。財団のモットーである「世界で良いことをしよう」に近いのでしょうか。!「私たちロータリアンは、……する世界を目!ま“see”に「未来」と「意思」を込めて「…する!世界を目」と訳しています。ロータリーの標語となる英語は日本語訳が難しいと感じるのは私だけでしょうか。原文:anewvisionstatement“Together,weseeaworldwherepeopleuniteandtakeactiontocreatelastingchange̶acrosstheglobe,inourcommunities,andinourselves.”(章典26.010.5)ロータリーの活動はこれまで単年度で移行していましたが、2023年10月の理事会にて、「2024-25年度からクラブ、地区、ゾーンレベルの3年間の段階的なターゲットと、3年間の段階的な地域計画を設定する」ことが決定されました。RI理事会による決定は次の通りです。1.2024年7月から、ゾーン、地区、およびクラブに対する3年間の目標とローリングターゲット(年度ごとに見直す)プランを実施する。2.RotaryClubCentralをマルチイヤーターゲットダッシュボード(複数年目標一覧表示)として刷新し、組織的に目標を整える。(P17参照)3.上記をサポートするためのリソースと学習プログラムを開発する。4.プログラムの評価を2027年から2028年にかけて行う。RIは「3年間の目標」のキーワードとして次の項目を挙げていますので参考にしてください、1.継続性の文化を醸成する2.持続可能な勢いを構築する3.重要な項目の測定をおこなう4.SMARTターゲット5.RIの目標との整合性をとる6.会員の参加を促す(これが成功の鍵)(注):SMARTとは・Specific特別な・Measurable測定可能な・Achievable/Agreedto達成できる・Realistic/Result-oriented現実的な・Time-framed達成日(Goalattainmentdate)が決まっている「3年間の目標」については「JAPANRotaryPotalSite」をご覧ください。https://www.japanrotary.club/新しいビジョン声明(NewVisionStatement)3年間の目標3-YearTargets
元のページ ../index.html#17