−33−ロータリー財団国際ロータリー15名の管理委員による管理委員会下記参照寄付(任意)ポリオ撲滅など財団プログラム会員及び会員の親族(3親等)は受益者になれない(奨学生・VTTのメンバー等)構成員決議機関使命資金の源泉資金の使途プログラム上の制約国際ロータリーとロータリー財団は、「奉仕の理想」を掲げ、国際理解・国際親善を図り、世界の平和を推進する、実質的には一体の組織といえロータリーに二つの団体がある以上二つの使命が規定されています。両者を対比してその相違点クを通じて、2.人びとに奉仕し、3.高潔さを奨励し、世界理解、親善、平和を推進することである(章典26.010.1)「…の使命は」のあとの項目1、2、3が違います。でも良く考えますと、この違いは内容の違いではなく視点の違いだと思います。国際ロータリーが「方法や手段」を一般的な表現で示しているのに対して、ロータリー財団は「事業の実際例」を具体的に表現しているのです。国際ロータリーの使命国際ロータリーの使命は、1.職業人と地域社会のリーダーのネットワー国際ロータリー世界の各ロータリー・クラブ19名の理事による理事会下記参照会員の会費(義務)国際ロータリーの運営特になし(例、青少年交換留学生、ライラ等)ますが、形式的・法律的には別個の組織になっています。その形式的・法律的な違いはおおよそ下表の通りです。と共通点を考えてみましょう(1、2、3の番号は筆者が振ったもの)。世界理解、親善、平和を達成できるようにすることである(財団章典10.020)結論を見ると、両者とも「世界理解、世界の親善、世界の平和」となっています。途中過程の表現は違っても、結論が一緒になるのは当然といえば当然のことです。ロータリー財団の使命ロータリー財団の使命は、ロータリアンが、1.健康状態を改善し、2.教育への支援を高め、3.貧困を救済することを通じて、国際ロータリー(RotaryInternational)とロータリー財団(TheRotaryFoundation)国際ロータリーの使命(MissionofRotaryInternational)とロータリー財団の使命(MissionofTheRotaryFoundation)ロータリーの組織
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