ロータリーの基礎知識 第3版
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−56−クラブ・リーダーシップ・プランの目的は、効果的なクラブの管理の枠組みを提供することにより、ロータリー・クラブの充実化を図ることです。効果的なクラブは右枠内の事項を行います。クラブでクラブ・リーダーシップ・プランを実施するために、現任、次期、元クラブ指導者は、以下を行うべきです。■)効果的なクラブの要素に取り組む長期的な計画を立案する。■)年次目標を設定し、ロータリークラブ・セントラルに入力する。■)会員を計画過程に参加させ、ロータリーの活動に関する情報を伝えるためのクラブ協議会を実施する。■)クラブ会長、理事会、委員会委員長、クラブ会員、地区ガバナー、ガバナー補佐、および地区委員会の間に明確なコミュニケーションが確実に図られるようにする。■)将来のリーダー育成を図るための引継ぎ計画の概念を含め、リーダーシップの継続性を確保する。■)クラブ委員会構成とクラブリーダーの役割と責務を反映させるべく、細則に修正を加える。1)会員基盤を維持、拡大する。2)地元地域社会ならびに他の国々の地域社会のニーズを取り上げた奉仕プロジェクトを実施し、成功させる。3)財政的な貢献及びプログラムへの参加を通じてロータリー財団を支援する。4)クラブの枠を超えてロータリーにおいて奉仕できる指導者を育成する。■)クラブ会員間の親睦をさらに深めるような機会を提供する。■)会員全員がクラブのプロジェクトや業務に活発に関与するようにする。■)以下を確実にするための包括的な研修計画を立案し、実施する。a)クラブリーダーが、適宜、地区研修会合に出席する。b)新会員のために一貫したオリエンテーションを定期的に実施する。c)現会員のために継続的教育の機会を提供する。d)全会員が指導力育成プログラムを受けることができるようにする。地区リーダーシップ・プランに提示されているように、クラブ指導者は、地区指導者と相談しながらクラブ・リーダーシップ・プランを導入すべきです。クラブはプランを毎年見直すべきです(章典2.020)。会員基盤を維持、拡大する成果のある奉仕プロジェクトを実施するロータリー財団を支援するクラブレベルを超えた指導者を育成するクラブ・リーダーシップ・プラン(ClubLeadershipPlan)クラブ・リーダーシップ・プラン五大奉仕部門効果的なクラブ

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