ロータリーの基礎知識 第3版
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−57−世界インターアクト週間RIの常設プログラムとしては次のようなものがあります。・インターアクト・ローターアクト・ロータリー青少年指導者養成プログラム(ライラ)・青少年交換インターアクト・クラブは、奉仕と国際理解に貢献する世界的友好精神の中で共に活動する機会を青少年に与えるために結成されます。また、青少年の指導力育成もインターアクトの目的の一つです。インターアクト・クラブに入会できる人は年齢12歳から18歳までの若い人です(章典41.010)。目標:1)建設的な指導力を養成し、自己の完成を図ること。2)他人に対する思いやりと、他人の力になる心構えを奨励し、これを実践すること。3)家庭と家族の重要性に対する認識を涵養すること。4)個人の価値を認める考え方に立脚して、他人の権利を尊重する観念を養うこと。5)個人的成功のためにも、地域社会の改善のためにも、さらには団体としての業績を上げるためにも、各人が責任を負うことがその基本であると強調すること。6)自己能力の開発、時間管理、個人の資金管理などの生活能力を養うこと。7)すべての有用な職業は社会に奉仕する機会であるとして、その品位と価値を認識8)地域社会、国家、及び世界の問題についての知識と理解を深める機会を提供すること。9)国際理解と全人類に対する善意を増進すインターアクト・クラブが学校を基盤とする場合、提唱ロータリー・クラブは、学校当局の完全な協力の下に、当該インターアクト・クラブを統制し、指導監督するものとします(章典41.010.5)。標準インターアクト・クラブ定款は、RIによって定められたもので、各インターアクト・クラブは標準インターアクト・クラブ定款を採用し、RI方針に矛盾しない細則を採用しなければならなりません。この細則は、提唱ロータリー・クラブの承認を得なければなりません(章典41.010.8&9)。RI理事会は、ロータリー・クラブとインターアクト・クラブに、11月5日を含む1週間(月曜日から日曜日)を「世界インターアクト週間」として遵守するよう奨励しています。これは、世界中のロータリー・クラブとインターアクト・クラブを顕著で国際規模の共通の活動に参加させるためです(旧章典)。(注)ローターアクトクラブは、2019年10月の理事会決定により、ロータリー・クラブと共に国際ロータリーを構成するメンバーとなっていますが、便宜上ここでは従来のように「国際ロータリーのプログラム」の一つであるかのように説明をしていますのでご了解願います。ローターアクトクラブは、社会奉仕と国際奉仕を通じて行動し、指導力を学び、職業人としての能力開発に参加する若い成人の団体です(章典12.010)。ローターアクトクラブは、クラブがそのすること。るために、個人として、また団体として、進むべき道を切り開くこと(旧章典)。インターアクト(Interact)ローターアクト(Rotaract)国際ロータリー及びロータリー財団のプログラム■国際ロータリーのプログラム

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