ロータリーの基礎知識 第3版
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単位:1,000ドル2022年6月2023年6月82,207(2,395)26,465106,27780,65524,9351,633107,223(436)単位:1,000ドル366,50358,0782,497427,078278,784273,46021,91920,63425,48921,26417,35515,076330,434343,547(6,667)(4,025)(1,586)(1,543)(34,741)77,9631,290,3111,255,5701,255,5701,333,533ロータリーは組織的には、国際ロータリーとロータリー財団に分かれています。両社は目的を同じにするものの、財務的には大きく異なります。その理由は、ロータリー財団が財団法人であるためですが、ここで2021年度と2022年度の決算を利用してその収支規模と純資産の比較をしてみましょう。1.収入の規模2022年度のRIの収入合計が1.2億ドルに対してTRF(ロータリー財団)の収入合計は4.3億ドルとほぼ3.5倍です。RIの会費が一人71ドルに対して、TRFの寄付目標が一人当たり200ドル(当地区の場合)であることと(実績はそれ以上)、投資収益がRIが100万ドルであるのに対してTRFのそれは5800万ドルに達しているからです。2.支出の内訳支出合計に対する運営費の割合はRIは71%(=87,820/122,947)であるのに対してTRFのそれは5%(=17,355/343,547)です。財団が常に言っているように寄付の殆んどが補助金或いはその周辺に使用されていることが分かります。3.期末純資産団体の純財産である「期末純資産」はRIが1億5600万ドルに対して、TRFは13億3300万ドルと8.5倍の規模です。ロータリー財団が財団法人であることを考えると当然と言えば当然のことですが。会計年度累計収入会費投資純益支援業務とその他の活動収入合計支出運営費支援業務とその他の活動戦略的準備金支出合計為替差益(損)純資産の増加(減少)純資産(期首)純資産(期末)会計年度累計収入寄付373,014純投資収益(63,498)配当分割型寄付同意とその他の活動(純額)(5,570)収入合計303,946支出プログラム補助金プログラム運営費寄付推進一般管理運営支出合計為替差益(損)誓約未収入のための予備費純資産の増加(減少)純資産(期首)純資産(期末)84,4271,24834,930120,60587,82032,7062,421122,947(464)(1,382)(2,806)160,638159,256156,450159,256−83−2022年6月2023年6月国際ロータリー収支報告2022年会計年度と2023年度会計年度2022会計年度と2023年会計年度ロータリー財団収支報告国際ロータリーとロータリー財団の財政比較

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